ダイナミックDNSを使おう！（MyDNS編）

ここでは、MyDNSでのドメイン取得方法について掲載しています。

MyDNSは日本語完全対応のサービスで、IPv4だけでなくIPv6にも対応しています。

※今回はIPv4のみ対応

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ドメインの取得

MyDNSのドメインを取得するため、ブラウザでMyDNSへアクセスしましょう。

	[詳しく見る]をクリックします。
	まず、ユーザ登録を行います。 [JOIN US]をクリックしましょう。
	登録者情報を入力し、確認用キーを入力したら、[確認]をクリックします。
	入力した情報の確認になります。大丈夫なら[送信]
	仮登録完了です。入力したメールアドレスにメールが送られます。
	メールが届くまで時間がかかることがありますが、ゆったり待ちましょう。このメールにはログインに使うIDとパスワードが載っているので、扱いに注意してください。
	MyDNSに戻り、メールに載っているIDとパスワードを入力し[ログイン]をクリックします。
	次はドメインの取得です。左にあるメニューから[DOMAIN INFO]をクリックし、画面をスクロールします。 Domainに希望のドメインを記入します。メールサーバを立てる場合はMX欄にも同様に記入しましょう。下のHostname欄には"*"と入力しておけば大丈夫です。入力できたら[確認]をクリックします。
	登録情報を確認します。確認したら[送信]をクリックします。
	ドメインの取得完了です。
	ちなみに、希望のドメインがすでに使われていた場合は、当たり前ですが別のドメインを入力する必要があります。

さて、ドメインは取得できましたが、IPが変化するたびにいちいちサイトにログインしてIPを更新して…なんてのは非常に面倒です。

そこで、IPアドレスが変わったら自動で更新してくれるようにしたいと思います。

DDClientを利用する

IPアドレスが変わったとき、自動で更新してくれるスクリプトです。DynDNSの更新に使っていて、結構便利なので、PC総合研究所様で公開されていた記事を参考にMyDNS対応版を作りました。こちらを使って説明します。

DDClientのインストール

2023/3/4現在の最新版は3.10.0となっています。

…が、今回はMyDNS対応版DDClient(3.8.1)をダウンロードして使用します。

[root@rl8 ~]# wget http://www.mhserv.info/files/ddclient-3.8.1.tar.gz

--2023-03-04 19:07:32--  https://www.mhserv.info/files/ddclient-3.8.1.tar.gz
www.mhserv.info (www.mhserv.info)|192.168.200.231|:443 に接続しています... 接続 しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 51007 (50K) [application/x-gzip]
`ddclient-3.8.1.tar.gz' に保存中

ddclient-3.8.1.tar. 100%[===================>]  49.81K  --.-KB/s 時間 0.04s

2023-03-04 19:07:33 (1.21 MB/s) - `ddclient-3.8.1.tar.gz' へ保存完了 [51007/51007]

[root@rl8 ~]# tar zxvf ddclient-3.8.1.tar.gz

[root@rl8 ~]# cd ddclient-3.8.1/

[root@rl8 ddclient-3.8.1]# cp ddclient /usr/sbin/ddclient

[root@rl8 ddclient-3.8.1]# cp sample-etc_rc.d_init.d_ddclient /etc/rc.d/init.d/ddclient

[root@rl8 ddclient-3.8.1]# mkdir /etc/ddclient/

[root@rl8 ddclient-3.8.1]# cp sample-etc_ddclient.conf /etc/ddclient/ddclient.conf

[root@rl8 ddclient-3.8.1]# mkdir /var/cache/ddclient

[root@rl8 ddclient-3.8.1]# cd

[root@rl8 ~]# rm -rf ddclient*

DDClientの設定

インストールが完了したら、更新用の設定をします。

[root@rl8 ~]# vi /etc/ddclient/ddclient.conf

ssl=yes
↓
ssl=no

#use=web, web=checkip.dyndns.org/, web-skip='IP Address'
↓
use=web, web=checkip.dyndns.org/, web-skip='IP Address'

更に、最後尾の設定を環境に合わせて書き換えます。

##
## MyDNS IPv4 (www.mydns.jp)
##
# protocol=mydns
# server=ipv4.mydns.jp
# login=my-mydns.jp-login
# password=my-mydns.jp-password
# myhost.mydns.jp
↓
protocol=mydns
server=ipv4.mydns.jp
login=取得したID
password=パスワード
取得したドメイン名(mhserv.mydns.jpなど)

DDClientの起動

ddclientを実行するためのPerlモジュールは「PowerTools」というリポジトリにあります。

[root@rl8 ~]# dnf -y --enablerepo=powertools install perl-Digest-SHA1

インストール済み:
  perl-Digest-SHA1-2.13-23.el8.x86_64
  
完了しました!

モジュールがインストールできたら、いよいよddclientの起動です。

[root@rl8 ~]# /etc/init.d/ddclient start

Reloading systemd:                                         [  OK  ]
Starting ddclient (via systemctl):                         [  OK  ]

あとは再起動後も自動実行されるよう設定します。

[root@rl8 ~]# chkconfig --add ddclient

以上で、ドメインの取得、自動更新の設定が終わりました。

参考にしたサイト様

今回新しく登場したコマンド

wget

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