非固定のIPアドレスはダイナミックDNSで解決!
ここでは、DynamicDNSについて掲載しています。
※CentOS 7のサポートは2024年6月をもって終了していますが、旧コンテンツとしてこちらのページは残しておきます。
DynamicDNSとは…?
非固定のIPアドレスをドメインに変換してくれるシステムです。
IPアドレスが変化したとき、DynamicDNSへ新しいIPアドレスを登録することで、そのアドレスとドメイン名が結び付けられるため、非固定のIPアドレスでもドメインの利用が可能になります。
ただし、変更が即座に反映されるときもあれば、反映に半日以上かかる可能性もあります。DNSの仕組み上仕方がないことなので、我慢しましょう。
DynamicDNSを利用する
以前はieServerというDynamicDNSサービスを紹介していましたが、現在はサービスが停止しているようです。
MyDNSの特徴
簡単にまとめると、
・日本語
・IPv6対応
・メールサーバも構築可能(MXレコード登録可)
・サブドメイン使用可能(www.mhserv.mydns.jpなどが使える)
・IP更新用スクリプトがある
・30日更新がないと登録抹消
こんな感じでしょうか。
IPv6対応の無料DDNSサービスもなかなかないので、重視する人にとっては重要なポイントでしょうか。
あと、IPを自動で更新してくれる専用のスクリプトが存在するので、更新も手間がかかりません。更新を怠ると…気が付いたらアカウントが消されてる\(^o^)/ってことにもなりますけどね。
ちなみに、今回はIP更新に改造版DDClientを使います。
FreeDNSの特徴
簡単にまとめると、
・英語
・IPv6対応
・メールサーバも構築可能(MXレコード登録可)
・IP更新用スクリプトがある
・6ヶ月に1度サイトへのログインしないと登録抹消
こんな感じでしょうか。
海外のサービスですが、長い実績もある無料DynamicDNSサービスです。登録や更新が非常に簡単です。
こちらもIPを自動で更新してくれる専用のスクリプトが存在するので、更新に手間がかかりません。
まとめとして…
どちらが優れているとかそういうのはありません。利用用途にあったものをお使いください。
先にも書いた通り、上記2つ以外にも有料のもの、無料のものと、たくさんのDynamicDNSサービスがあります。自分で色々試してみるのも良いかも知れませんね。
ついでにDNSの仕組みについても勉強しておくと、それぞれの特徴がもっと見えてくると思います。
次はドメインの取得と自動更新についてです。
MyDNSを利用する場合はMyDNSへ
FreeDNSを利用する場合はFreeDNSへ
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