【カテゴリ】LANケーブルについて【コネクタ】

*´ω`)ノ こんにちは!コロです 。
今年は例年に比べ、花粉ヤバいっすね。
昨年まではあまり花粉症の症状が出ていなかったのですが、今年は目がかゆかったり、頭が痛かったりと、あれこれ悩まされています。

さて、今回のテーマはLANケーブルについてです。

LANケーブルとは?

今や、インターネットは生活に欠かせないものですよね。
昨今無線化の流れがすさまじいので、昔に比べれば重要度が下がっているかも知れませんが、私のような自宅サーバ構築勢には必須のアイテムとして、LANケーブルが挙げられます。

LANケーブルは、ONUやルーターなどを繋ぐケーブルで、白や水色のケーブルがメジャーです。
家電量販店のネットワーク機器コーナーの片隅に売られています。

また、自分でケーブルやコネクタを別々に購入し、自作することも可能です。
自作する場合は、以下のような器具が必要になるので、無理して自作する必要はないと思います。

左上から、ハサミ・テスター・皮膜剥き・コネクタ・かしめ工具

と言っても、必須なのはかしめ工具(一番右)だけで、他はハサミやニッパーで代用可能です。

LANケーブルの端子

LANケーブルの端子は主に「RJ-45」が使われます。

RJ-45は電話線の端子のでかいヤツだと思ってもらうと分かりやすいのですが、ルーターなどの差込口にカチっと音が鳴るまで差し込むと抜けないようになっています。
ケーブルを抜くときはツメを押さえながら抜くのですが、このツメも様々な形のものが販売されています。

上の端子のように丸まった形をしていると、「ツメをどこかに引っかけて折れてしまう」ということになりづらいのでオススメです。
折れづらいようにカバーの付いたものも売っているので、そちらを選んでも良いと思います。

この端子、我々の界隈では宗派みたいなものがありまして、
パンドウィット
日本製線
・ぶっちゃけどれでも良い派
に分かれます。

私は、職場ではパンドウィットの端子を使っていますが、自宅では価格面から日本製線の端子を使用しています。
メーカーによって形が違うので、興味がある方は調べてみると面白いと思いますよ。

LANケーブルのカテゴリ

LANケーブルには「カテゴリ」と呼ばれる種類があります。
一般に普及しているものは「カテゴリ5e」「カテゴリ6」「カテゴリ6A」でしょうか。

お手持ちのケーブルのカテゴリが不明の場合はケーブルを確認!「CAT.5e」や「CAT.6」と書かれています。

このカテゴリによって、若干ケーブルの構造が異なり、「どのくらいの通信速度まで耐えられるか」が変わってきます。
・カテゴリ5e : 「1000BASE-T」1Gbps(ギガビット)まで対応
・カテゴリ6 : 「1000BASE-T」だが、条件付きで「10G-BASE-T」10Gbpsまで対応
・カテゴリ6A : 「10G-BASE-T」まで対応

最近増えてきた「2.5Gbps」対応の機器も対応しているので、一般的な家庭では「カテゴリ5e」で充分です。
将来的に全ての機器を「10Gbps」に対応させたい場合は「カテゴリ6A」を選ぶことになると思いますが、ケーブルのお値段が結構高いです。
「カテゴリ6」は長さ55m以下であれば「10Gbps」に対応するので、コストを抑えたい場合は選択肢に入ると思います。

我が家ではカテゴリ5eまたは6を使用しています。

カテゴリ7…?

家電量販店で「カテゴリ7」というケーブルが売っていますが、実は「ウソ」商品です。
LANケーブルの端子は一般に「RJ-45」が使われていると先述しましたが、カテゴリ7は本来端子が違います。(TeraやGG-45)
なので、仕様通りであれば一般家庭にある機器では使えません。

じゃあ、お店に売っているアレは何でしょう…?
ケーブル部分をカテゴリ7と同じ仕組みにして、端子だけ「RJ-45」に変更した紛い物です。

尚、カテゴリ7の上位に当たるカテゴリ8は仕様上RJ-45端子が使用でき、40Gbpsの高速通信に対応していますが、一般家庭ではまず対応機器が手に入りません。
また、カテゴリ7 以上のケーブルはノイズ対策でケーブル内にシールド処理(STP)がされていますが、ネットワーク機器がきちんとアースに接続されていないと、逆にノイズがケーブル内に溜まってしまい、通信が不安定になることがあるようです。

高いお金を出して変なものを買わないように注意しましょう。

結論

  • コスト重視 : カテゴリ5e
  • 器用貧乏 : カテゴリ6
  • 性能重視 : カテゴリ6A
  • 選択対象外 : カテゴリ7、カテゴリ8

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