*´ω`)ノ こんにちは!コロです 。
前回の続きで、MacBook Pro Early 2011のdGPU問題について。
今回は写真を載せながら、簡単に作業の手順を紹介します。
必要なものは以下の通り。
- 空のUSBメモリ(2GB程度で充分)
今回はファームウェアの書き換えです。
参考にしたのは以下のサイトです。
- Macbook Pro 2011 15″/17″ のGPU不具合の修復方法
- Macbook 2011 Radeon GPU Disable
- Fixing a 2011 MacBook Pro booting to a Grey Screen – AMD Radeon Video Glitch
1. Linux のLive USBを作成
先に紹介した参考サイトではArch Linuxを使っていますが、多分何でも良いと思います。
今回は参考の通りArch LinuxをUSBに書き込みました。
USBへの書き込みはWindows上で「Rufus」というソフトを使って行いました。
USB?良く分からん…って方は、ダウンロードしたイメージファイルをDVDに焼いても多分大丈夫だと思います。
その場合は、USBを全てDVDに読み替えてください。
2. USBから起動
USBメモリをMacに差し込み、[Option]キーを押しながら電源を付けます。

USBメモリを選び、起動しましょう。
3. 起動モードを設定
Boot一覧の画面が表示されたらすぐ[E]キーを押します。

画像が汚くて申し訳ない…。
画面下の方に何やらごちゃごちゃと表示されるので、一番後ろに”nomodeset”と入力し、[Enter]キーを押します。
4. コマンドを入力
Arch Linuxが起動したら、以下のコマンドを順番に入力します。
- cd /
- umount /sys/firmware/efi/efivars/
- mount -t efivarfs rw /sys/firmware/efi/efivars/
- cd /sys/firmware/efi/efivars/
- printf “¥x07¥x00¥x00¥x00¥x01¥x00¥x00¥x00” > /sys/firmware/efi/efivars/gpu-power-prefs-fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9
- chattr + i “/sys/firmware/efi/efivars/gpu-power-prefs-fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9”
- cd /
- umount /sys/firmware/efi/efivars/

打ち間違いなどをしないよう気をつけてください。
ちなみに、キーボードがUS配列として認識されているので、
” は[Shift] + :(け)
¥(表示はバックスラッシュ) は [Shift] + ](む)
+ は [Shift] + ^(へ)
で入力できると思います。
5. セーフモードで起動
Macを再起動するため、”reboot”と入力し、[Enter]キーを押しましょう。
次にセーフモードで起動したいので、アップルのロゴが表示される前に[Shift]キーを押しっぱなしにします。

画面右上に、赤字で”セーフモード”と出ていればOKです。
そのまま[システム終了]をクリックし、Macの電源を切ります。
これで、ファームウェアの書き換えは完了です。