古いノートPCのCPU載せ替え ~問題解決編~

*´ω`)ノ こんばんは!コロです。
前回、ベンチマークの結果が振るわなかったわけですが、今回はその問題を解決すべく、進んでいきます。

そもそも何で結果が振るわなかったんでしょう?
そういえば、OS上の認識が599MHzだったような…動作クロックが低くなってる?

で、インテルのWebページで2つを見比べてみたところ、関係しそうなものを見つけました。
bench_005
このSpeedStep、CPUの負荷に応じてクロックを変化させる機能なんですが、これが悪さしてるんじゃないかなと。

じゃあ、こいつを無効化してやれば良いんじゃね?
…と思ったんですが、もともとBIOSでは考慮されていないので、BIOSで無効にするのは無理。
となると、ソフトウェアで解決しませう!(・∀・)

使うソフトは「CrystalCPUID」
bench_006

このCrystalCPUIDには「Multiplier Management」という機能があって、SpeedStepをこちらで操作できます。

まず、[ファイル]→[Multiplier Management設定]でクロック等の設定を行います。
とりあえずテキトーに設定しました。

使いながら微調整していきたいと思います。
※この設定は注意が必要です。不用意に操作するとCPUやマザーボードなどを壊してしまう恐れがあります。

で、[拡張機能]→[Multiplier Management]をクリックし、チェックを付けます。
bench_008これで完了です。

さて、ベンチマークはどうなったでしょうか?
まずはWindows エクスペリエンス。
bench_009
2.6 → 3.7 となりました!

CrystalMarkの結果はどうでしょう?
※OGLのベンチが途中で止まったので、そこだけやり直してます
bench_010
全体的にスコアが上がっていますね!
ということは、きちんと Multiplier Management が動作しているということです。
これで問題解決(゚∀゚)!!

ただし、CrystalCPUID を起動していないと Multiplier Management が動作しないので、スタートアップの設定をしておきます。
ショートカットのプロパティを開き、リンク先の欄に「/CQ /HIDE /RESI」と記入します。

/CQ は Multiplier Management を有効にする
/HIDE は画面表示をしない
/RESI はタスクバーにアイコンからのみCrystalCPUIDを操作可能にする

あとはこのショートカットをスタートアップに移動します。
bench_012

こんな感じで、とりあえずオッケー!
ネット、メール、サーバの管理くらいなら問題なく使えそうです。

無理矢理置き換えるとこんな苦労があるんですなぁ…。
以上、「古いノートPCのCPU載せ替え」でした。

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